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2月の誕生石としても有名なアメシスト。
 少し前まではアメジストと濁らせて発音される事も多かったですが、今は英語の発音により近い、アメシストが一般的になっています。
 
 和名は紫水晶、魅力的な紫色の美しい宝石です。
 
 アメシストの語源はギリシャ神話に出てくる少女の名前と言われます。
 このお話とワインが関係していて、アメシストを持つと悪酔いをしない、そこから転じて、人生の悪酔いからも守ってくれるという意味もあるようです。
 ついついお酒を飲み過ぎてしまう方はアメシストの力を借りると良いかもしれません。
 もともと紫は日本の歴史の中でも、最も気高い色とされ、聖徳太子が定めた『冠位十二階』で最高位の色。
また、中国では皇帝だけが身につけることを許されたと言われます。
 
紫は赤（情熱）と青（冷静）を混ぜ合わせて出来ることから、その両方を持ち合わせ、バランスがよく安定したイメージを与えるからかもしれません。
 
近年、アメシストの中で淡いカラーの石はローズドフランスという名前で販売されています。
フランスの庭園に咲く薔薇…素敵なネーミングですよね。